カードローンで700万円借りた(もしくは、借りる)について

自営の会社が傾きかけた際、近所にあるカードローン会社にはたいへんお世話になりました。従業員10人にも満たない小さな工場ではありますが、先の不況をなんとか乗り越えて生き残ることができたのも、カード会社の融通のお陰だと思っています。リーマンショックを経験された社会人の方であれば理解していただけるとは思いますが、あの不況が原因で倒産に追い込まれた企業はまさに「数知れず」といって良いでしょう。老舗と呼ばれてきた大企業や歴史のある企業が次々と倒産、または外資に吸収されてしまいました。私のような小さな町工場の打撃はすさまじく、すべての企業が倒産してしまうのではないかと思われたほどです。子会社や孫受けなどは親会社の負債を抱え込まされる形になり、理不尽を承知で煮え湯を飲まされることも多々あったのです。小さなわが社も倒産の煽りをまともにうけてしまい、今にも崩れ落ちそうな状況下にありました。混沌とした状況であったため、貸し渋りや貸し剥がし、などという残酷な言葉も当たり前のようにまかり通りました。無理を承知で金融業者を渡り歩いてみましたが、いずれも首を横に振るばかりで返答がもらえません。しかし、とあるカード会社から融資をしてくれるという返事をもらい、700万円もの大金を融資してくれたのです。不況のどん底にある状況下で、自分を信じて大金を貸してくれたカード会社に報いるためにも、そのごは必死で親会社に頭を下げてまわり、仕事を発注してもらいました。人間いざというときには自然と体が動くもので、お金を借りる(もしくは、借りた)という事実が根底にあるだけで、行動力が大いに上がるものです。融資された700万円のお陰で、倒産の波が引いてゆくまで耐え忍ぶことができました。現在は以前よりも従業員が増え、返済も滞りなく終わらせています。あの窮地の状況でよく自分のような人間に大金を貸してくれたものだと、カード会社には今でも感謝しつづけています。

↓ここからは700万円の例ではないですが、カードローンの借り入れ話になります 

「カードローン」体験談

子どもの大学進学と家のローンが重なり、旦那の給料だけでは間に合わずに、自分も働くことになりました。そんなとき、病気になり、仕事が出来ない状態になってしまいました。手術の費用や薬のお金がかかるし、今後もこの病気と付き合っていかなくてはなりません。そしてついにお金を借りる決心をします。銀行系のカードローンです。知り合いの人がこの会社に勤めていて、たくさんのメリットがあるのを知っていたので、迷わずに選びました。金利が低いということでも有名です。申し込みを済ませると、カードをもってATMや、専用機、指定の銀行でおろしていく方法と、インターネットで、銀行に振り込まれるという方法があります。インターネットで振り込まれるほうは、カードも不要となります。24時間借り入れ、返済が出来て、申し込みも出来ます。利用明細は、インターネットから確認することができます。借り入れは1000円単位からとなっていて、少しだけ借りたいというときに便利です。返済方法も、いくら借りるといくらの返済額になるかを教えてくれるので、不安が解消されます。なるべくならしたくないというローンも、実は賢く利用すれば便利な存在だということが分かります。

中小企業診断士の資格を取る時にカードローンのお世話になった話

将来のことを考えて中小企業診断士の資格を取ろうと思いました。しかしこれまで関係する分野での勉強をしたことがなく、しかも仕事の合間を縫いながら勉強をするということになるため、一発合格できるのだろうかという不安がありました。そこで中小企業診断士の講座を受けようと思ったのですが、予想外の料金が待ち構えていたのです。

 

資格対策講座なのだから3万~4万円くらいあれば大丈夫かなと思っていたのですが、実際に必要な金額はその2倍です。さすがにこれを一括でポンと出せるような経済状況ではなかったので、どうすれば良いのかと困り果ててしまいました。そこで思いついたのが、カードローンを利用して受講料を出そうということです。

 

一括で払えなくても、カードローンで借りたお金を使えば問題ありません。あとは自分にできるペースで返済していけば良いのです。このおかげで、中小企業診断士の資格講座を受けられるようになりました。以前にカードローンを利用した時はテレビを買う時でしたが、今度は何だか人生のためになる使い方ができたような気がします。

 

その後、勉強の方は順調に進み、中小企業診断士の試験に合格できました。今でも受講料は高いと思いますが、少なくとも成果は出てくれたので良かったと思います。独学で勉強していたら一発合格はむずかしかったと思うので、カードローン様々です。資格講座のためにカードローンを使うという発想がその時まではなかったのですが、今後はこういう使い方も考えてみようと思います。